川越 喜多院

今年は東京近郊私鉄特急に縁が深い年廻りらしい。
2月に東武特急利用で会津若松へ行った。
会津若松は何度も行ったことがあるのだが、いつも車かJR。
ルートが変われば車窓は大きく違った。

今回は生まれて初めて西武鉄道を利用。
レッドアローで小江戸川越へ日帰り旅行をしてきた。

そもそも、新宿駅まで立ちっぱなし。
通勤時間の小田急はラッシュ真っ最中。
それでも本を読んでいられたのだから、往年の自分が通勤した時代のラッシュよりはるかに楽だったはずなのだが、電車通勤から離れてうん10年。
年を取りヘタレになり…
「お金をかけても座ってゆっくり行きたい」と
そこからの特急券を買い漁る。
西武新宿駅で購入時、窓口駅員さんが丁寧に親切に教えてくれた。
日帰りならお得なアクセス切符があり、帰りの特急券は空きがあれば1回に限り列車変更ができると言う。
特急往復2000円のところ、1500円。
往復共普通列車移動なら1000円。

結果から言うと、平日だったこともあり西武新宿線はガラガラで普通列車でも十分座れたのだけど、席はゆったりだし何より所要時間が西武新宿〜本川越だと15分も早い。
価値あるお得な切符だった。

本川越駅で友人と落ち合い
「いざ、鎌倉…もとい!いざ、川越」
最初の見学地、喜多院へと向かった
右だ、左だ、ここはどこだ?と珍道中を繰り広げ、たどり着いたのは「どろぼう橋」
慈恵堂の裏からこそこそと入り、何食わぬ顔でお詣りする。
しっかり、御朱印も頂く
散り桜だったが桜まつりの最中という事でかつてのお姉さんたちが踊りを奉納中
暑い日で、あたしゃ半袖…
揃いの着物着てるだけで暑そう、踊りも大変だよね
巣鴨は痛いところを無くす「トゲ抜き」
こちらは苦しい事は抜いてしまえの「苦抜き」
元も子も無くならないよう、お願い事は分かりやすくしましょうか
慈眼堂
徳川家光の命により慈眼大師天海を祀るお堂として建てられたそうなのだが、なんと7世紀の古墳の上に立っているのだそうで…
古くからこの地域に根ざしている方々は上(お堂)をお祀りすべきか下(古墳)をお祀りすべきか悩まないかしら?
さすがに7世紀まで遡れるお家柄は少ないか?

みやげ物屋さんの横丁に五百羅漢の入り口
十二支の干支が描かれた羅漢様があり、自分の干支の羅漢様の頭を撫でて願い事をすると良い…と
結構、必死に探したのだけど
動物らしきものはこの他は亀くらいだったかなぁ
   辰       丑      巳
   ?1     戌      卯
   申       未      ?2
?1  私にはゾウさんに見えるのだけど
?2  午?ツノがあるから鹿?
と言う事で、私の干支は見つかったので、羅漢様に「家内安全」みたいなことをお願いしてきた。
多宝塔 昭和の修復再現だそう
お社の周りに山吹が咲き乱れ
…今年は山吹も早くない?
若葉の抜けるような翠と元気が出る黄色
こちらには東照宮が祀られており…
昨年まで、東照宮って日光と久能山(静岡市)しか無いものだと思っていた私
上野東照宮を皮切りに、随分と見つけて行った
東照宮ですから祀られているのは家康公
葵の御紋、でーん!
朱が鮮やか!
「おーぃ、水!あっちぃんだからよぉ!」

などとおバカなセリフで、喜多院見学完了!次へと移動
移動中に見つけた綺麗な花
利休梅と言うそうだが、梅では無いらしい

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