バーミックス とTOPS風チョコレートケーキ
最近食べるものばかり作っていて、手芸に気持ちが向きません
手芸に集中し出すとご飯さえサボりたくなる
お掃除と料理、お掃除と手芸もなかなか両立しません
突っ込んでやれるのはひとつずつ、気持ちを切り替えるようにしています
早く切り替えるには、十八番(オハコ)を持つこと
私の場合「これだったら、まずまず失敗しない」と思えるものをひとつ始めると、次の作品へ入り込みやすいです
子どもたちが小さかった頃、私のお菓子の十八番はスポンジケーキでした
レシピも暗記していて卵と砂糖と小麦粉さえあれば、いつでも焼けました
当時使っていたオーブンは庫内で焼きムラができるものだったのですが、上手に対応していました
ところがフルタイムで働く日々が続くようになるとケーキを焼か無くなりました
先日、ふとスポンジケーキが焼きたくなりました
身体が覚えているままボールに卵を割り入れて、バーミックス は泡だてられるとの触れ込みのままブィーンと始めたのですが、全然泡立たない
電動泡立て器は捨ててしまって無いし、手動で延々と泡だてなんとか材料を無駄にすることなく食べられるレベルには作り上げたのですが、仕上がりがパサついて気泡はムラムラ、気に入らない
それから1週間ほどで息子の誕生日を口実に再挑戦
バーミックスは全卵の共立ては不得手、けれど、卵白だけをメレンゲにするのは大得意
別立ての合わせに全神経を集中することにしました
作業をシンプルにするために、バターも牛乳も使わないビスキュイ生地
とてもキメの整ったしっとり柔らかいスポンジケーキが焼けました
粗熱が取れたところでラップで包んで冷めきるまで寝かせ、ガナッシュクリームとクルミでTOPS風に仕上げました
三十路前の誕生日を迎えた息子は
「誕生会すらろくすっぽしなかったのに、覚えていたんだ?」
とチクリと言いつつも、気に入ってくれた様子でした
スポンジケーキはまだ、十八番に戻すことは出来ないけれど、臆することなく焼いていけば、勘は戻りそうです
でも、ショートケーキ飽きたしなぁ
しばらくは焼かないかも
忘れない程度に作ろうとは思いますけどね
0コメント